■当院の治療:ソフトカイロプラクティックについて
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■ソフトカイロプラクティックの適応症は? |
■ソフトカイロプラクティックの禁忌症は? |
■からだのゆがみとは何ですか?−1 |
■からだのゆがみとは何ですか?−2 |
■からだのゆがみの原因は? |
■整体との違いは? |
■マッサージとの違いは? |
■ちゃんと説明はしてもらえますか? |
■骨をボキボキしないですか? |
■ソフトカイロプラクティックは安全ですか?
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■ソフトカイロプラクティックの適応症は? |
何に効果があるのか?
どんな症状に有効なのか?
それをお伝えする前に知っておいていただきたいこと…。
それは、当院のソフトカイロプラクティックがどういう考えか?
どういう目的の治療であるのか?なのです。
ちょっとだけお付き合い下さい。
当院のソフトカイロプラクティック治療は対症療法ではありません。
症状の原因となっている根本原因から改善させる根本療法です。
どのような症状であっても治療の基本は同じです。
治療は、「全身の神経伝達を正常に回復させる」ことを目的に、
からだの神経/筋系の協調性の改善を足がかりとして
自然治癒を高めることで症状改善を目指す治療になります。
からだにはもともと自分自身で治す力があります。
それは自然治癒力と呼ばれています。
自然治癒力という、
様々な症状を自ら治していく働きがすでに備わっているわけですから、
その働きを最大限に導くための治療をおこなうこと。
それこそが一番大切なこと。
そのように考えています。
その後はからだにまかせておけば自動的に治癒に向かい出すわけですね。
参考となる適応症の一覧はこちらです。
ご参照下さい。
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■ソフトカイロプラクティックの禁忌症は? |
ソフトカイロプラクティックは、
どんな病気や症状も改善する万能の治療法ではないのです。
適応症の中にも禁忌症に伴う症状もありますので見極めが大切です。
禁忌症としては、主に以下のものがあります。
1.血管障害に伴う疾患
くも膜下出血、脳・脳幹・小脳出血および梗塞、脳動静脈瘤、心筋梗塞、狭心症、 眼底出血など
2.腫瘍性疾患
悪性腫瘍全般、たとえ良性でも脳腫瘍、脊髄腫瘍などの中枢性疾患など
3.急性炎症性疾患 髄膜炎、急性肝炎、急性膵炎、腹膜炎、虫垂炎など
4.感染症 赤痢、コレラ、猩紅熱、ジフテリヤ、日本脳炎、結核、インフルエンザ、 肺炎、破傷風など
5.血液疾患 白血球、血小板減少症、血友病など出血素因のあるもの
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■からだのゆがみとは何ですか?−1 |
まず、ゆがみが発生する部分について考えてみましょう。
ゆがみの発生する部分は主にからだの関節になります。
1.頭蓋骨のゆがみ(頭蓋骨は関節ではなく縫合になります)
2.背骨のゆがみ
3.骨盤のゆがみ
4.上肢のゆがみ(肩関節/肘関節/手関節/指関節…のゆがみ)
5.下肢のゆがみ(股関節/膝関節/足関節/趾関節…のゆがみ)
当院では、神経伝達の正常化を目的とした治療となりますので、
頭蓋骨のゆがみ、背骨のゆがみ、骨盤のゆがみの矯正が治療の中心です。
▼頭蓋骨のゆがみについて
頭蓋骨は不動関節(動かない関節)とされています。
実際にはわずかに可動性があります。
22個(舌骨を入れると23個)の骨が組み合わさり、
その組合わせは「縫合」と呼ばれる関節で構成されています。
この「縫合」は繊維性結合組織(せんいせいけつごうそしき)
によって連結されています。
頭蓋骨の内側に付着している防水性の脳硬膜の中を循環する、
脳脊髄液の影響を受けて可動するメカニズムになっています。
(詳細は頭蓋仙骨治療を参照して下さい)
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■からだのゆがみとは何ですか?−2 |
では、ゆがみとはどういう状態を指すのかを考えていましょう。
骨が曲がっていることをゆがみと言うのではありません。
ゆがみとは関節に起きる現象だからです。
私が考えるゆがみとは
1.機能的ゆがみ
2.構造的ゆがみ
3.外観上のゆがみ
の3つが主なゆがみと考えています。
1.機能的ゆがみとは、
関節の可動性が低下したために関節本来の動きが悪くなった状態
2.構造的ゆがみとは、
骨(器質)自体が変形したために関節構造がアンバランスになり
関節本来の動きが悪くなった状態
3.外観上のゆがみとは、
姿勢の悪化などからだの傾きやねじれなどにより、
見かけ上からだの前後左右のバランスが崩れた状態
ただ、実際にいろいろなからだを拝見すると、
これらのゆがみはそれぞれが別々に存在するわけではありません。
構造的ゆがみがあるために機能的ゆがみになっていたる。
機能的ゆがみがあるために外観上のゆがみになったいたる。
など、複合的に発生していることが実際には多いのです。
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■からだのゆがみの原因は? |
ゆがみの原因は多々あります。
大きく分けて考えると
1.日常の生活習慣が原因
2.緊張した精神状態が原因
3.眼精疲労が原因
4.栄養素の偏りが原因
5.環境要素が原因
があると考えています。
以下、簡単な解説です。
1.日常の生活習慣が原因
日常の生活習慣(からだの使い方や姿勢)が原因となるもので、
立っている時、椅子に座っている時、床に座ったり寝転んだりしている時の
からだの使い方によりゆがみが発生します。
立っている時には、いつも同側に重心をかけて立ったり、
いつも同じ側ばかりでカバンを持ったり、電車のつり革につかまったりなど。
椅子に座っている時には、猫背、横座り、足を組む、
片側に重心をかけて座るなど。
床ではあぐら座り、肘を付いて横寝でテレビを見る、寝っ転がっての読書など。
こういった不良姿勢がゆがみの原因となりることを言います。
2.緊張した精神状態が原因
自律神経のアンバランスが原因で発生するゆがみのことです。
意志とは無関係に作用する神経を自律神経といい、
体内の心臓などの臓器や血液の流れ、体温調節など
体の大切な機能のコントロールをしています。
自律神経は交感神経と副交感神経とからなります。
この交感神経が緊張すると、
常に戦闘体勢となり筋肉が収縮した状態となります。
この興奮した状態が持続することで局所の血流の低下が起き、
関節を構成している軟部組織(いわゆる筋肉やじん帯)の緊張や
短縮などが引き起こされゆがみが発生してしまいます。
3.眼精疲労が原因
眼精疲労にはさまざまな原因がありますが、
近年の労働環境の変化が特に眼に対する負担が増しています。
長時間のPC作業などで目の血液の流れが悪くなったり、
目を保護している涙の分泌量が少なくなったりして、
目の疲れが現れやすくなり眼精疲労の原因となります。
そして、この眼精疲労の状態でなおも目が酷使され続けることで
目の周りの筋肉や首の筋肉の緊張や血流の低下が起き、
首の関節のゆがみが発生する原因となります。
4.栄養素の偏りが原因
私たちの身体は毎日の食事から作られています。
食事はからだを作るもとになりったり、
からだや脳の働きも食物と関係しています。
例えば糖分(パンやご飯、菓子類など)を取りすぎると、
交感神経を緊張させる誘因になります。
また、カルシウム(小魚や牛乳類など)が不足すると、
精神的にイライラしやすくなり疲れやすくなります。
結果として、自律神経の働きにアンバランスが生じてからだの緊張が増したり、
精神的に不安定になることで生活習慣の乱れにつながり、
からだにゆがみを発生させる原因となります。
5.環境要素が原因
あなたの日常の生活環境および仕事環境における環境も原因となります。
日常の生活環境では、使用しているイスや寝具がからだに合わなかったり、
近所の騒音が気になってストレスになるなど、生活する上での環境が
精神面や肉体面に大きく影響を与えゆがみを発生する要因となります。
また、仕事環境では対人関係によるストレスや低すぎる室温や乾燥した空気、
その他電磁波によるからだへの影響なども、精神面や肉体面に大きな影響を
与えるので結果としてゆがみを発生する要因となります。
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■整体との違いは? |
カイロプラクティックと整体は、出している看板は異なっても
外から見ると一見同じような治療をしているように見えるのかも知れません。
実際のところ、
整体の看板を掲げてマッサージのようにからだをもみほぐしたり、
からだを捻転して「ポキッ」と音を立てて矯正したりするところもあります。
また、カイロプラクティックの看板を掲げても、
マッサージのようにからだをほくしたり、
からだを捻転して「ポキッ」と音を立てて矯正したりするところもあります。
つまり、おこなっている手法そのもを外から見ても、大きな違いを見出すことが
難しいのではないのでしょうか?
ちなみに当院の治療では、一切この「ポキッ」はおこないません。
一般的なカイロプラクティックの手法とも大きく異なっていることを
補足しておきます。
はっきりしていることは、カイロプラクティックにはD.D.パーマーという
明確な創始者がいて、発展してきた歴史も明確です。
また、カイロプラクティックはアメリカやその他の国は法制化されていますので、
社会的な地位が与えられています。
「からだの神経系の異常を正常にさせて不調を回復させ、自然治癒力を高める
療法である」ということがカイロプラクティックの考え方ですので、
ここにカイロプラクティックの独自性があげられます。
整体は東洋古来の民間療法です。
一般的にはからだを整える手法なら何でも整体となります。
私自身は整体の中にも素晴らしい点や学ぶべき点が多々あると思っており、
そのあたりは柔軟な思考でとらえています。
大切なことはスタンスの違いを論ずるより、いかに結果が出て多くのつらい症状を
改善させてあげられるかにあるのではないかと思っています。
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■マッサージとの違いは? |
マッサージは筋肉などの軟部組織(骨以外のやわらかい部分)をもんだり
さすったりして、局所の血流を促すことで筋肉や軟部組織の緊張をゆるめます。
その結果、疲労の回復やけがの回復を図る手技療法です。
一方、ソフトカイロプラクティックではもんだりさすったりはしません。
神経伝達を低下させている骨や関節および関節の周囲組織に対して、
わずかな圧をかけて矯正をおこないます。
そして、神経伝達を正常化して自然治癒力を高めることで
さまざまな症状の回復を図る手技療法です。
ただ一番の違いは、
固くなった筋肉をほぐす対症療法としてのマッサージに対して、
筋肉を固くしてしまう神経系の異常を正常化する根本療法が
ソフトカイロプラクティックです。
実際の手法や考え方などが異なっていますが、
それぞれに優れた面があると私自身は考えております。
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■ちゃんと説明はしてもらえますか? |
はい、もちろんです。
できるだけかみくだいてご説明させていただくよう配慮しておりますが、
ご不明な点はどんなことでもお気軽に聞いて下さい。
自分の健康は自分で手に入れることの大切さを
当院の治療を通して気付いていただきたいと願っております。
つまり依存的な健康観より自律的な健康観を非常に重要視しています。
ですから、本来のからだの仕組み、治療の考え方やメカニズム、
日々の生活習慣での大切なポイント、日ごろのお手入れ方法などについて
治療前/治療後にしっかりとご説明させていただいております。
自分の健康は自分で何とかしたい!という方のお役に立ちたいと思っています。
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■骨をボキボキしないですか? |
はい、その通りです。
まったくおこなっておりません。
ソフトカイロプラクティックでは急激な身体操作や
強い力を用いる操作はいっさいおこなっていません。
あくまでも神経伝達の正常化が治療の目的です。
そのために必要なことは的確な検査と繊細な矯正です。
矯正に用いる力は、ごく軽く局所を押さえる程度の圧になります。
そして、神経伝達の正常化を確認する手段は
筋肉反射による検査となりますのでご安心下さい。
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■ソフトカイロプラクティックは安全ですか? |
はい、安全な治療法だと思っております。
その根拠は
1.的確な検査と繊細な矯正をおこなっている
2.強い力を使わない
3.急激な身体操作をおこなわない
4.からだに必要以上の刺激を加えない
以上、4点に集約されていると思います。
そのため当院の治療は、赤ちゃんから80代〜90代の高齢の方も
安心してお受けいただくことができるのです。
治療師側の一方的思い込みによる治療ではなく、
からだが発する微細なサインを筋肉反射検査により読み取り
繊細な矯正のみにより治療が進められます。
ですから、からだに対して必要以上の治療をすることがありませんし、
強い力や急激な身体操作をおこないませんので、
医療事故の発生が皆無に等しい安全な治療法と言えます。
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